大規模災害訓練を実施しました。
2015年10月30日 お知らせ
10月17日(土)14時から当院では初めてとなる大規模災害訓練を行いました。
大阪湾を震源とする震度6強の地震が発生し、負傷者が出ている想定のもと訓練を行いました。当院の医師、看護師、コメディカル、事務員などの多職種が参加。また負傷者役として専門学生にも参加していただき総勢約170名での訓練となりました。
災害対策本部を立ち上げ、建物の被害状況や入院患者様の安全確認を中心とした情報収集訓練や、ムラージュメイクを施した模擬傷病者に対する医療従事者によるトリアージ訓練、重症度・治療優先度を迅速に判定し重症度に応じて区分けした各診療エリアでの処置、さらに入院が必要になった重症患者の移送訓練を行いました。
初めての訓練ということもあり、シナリオ通りに行かないところも多々あり、今後の課題が浮き彫りとなりました。
今回明らかになった課題を改善するとともに、災害発生時に迅速かつ適切な対応が出来るよう、職員の危機管理能力を高め、体制強化に取り組んでまいります。