放射線科
当院放射線科では、外来診療時間に関わらず、24時間365日検査対応をしております。放射線を使用した検査を行っておりますので、被ばくに対する不安を抱えられた患者様も多くいらっしゃるかと思います。
- 「最近立て続けにレントゲンを撮っているが大丈夫だろうか…」
- 「一度にこんなにたくさん撮って身体に影響はないのか…」
こういった声をお聞きする機会も多くございますが、ご安心ください。
医療機器は日々進歩し、検査における被ばく線量はどんどん低減されております。また、被ばく線量データの管理や検査方法の見直しなどにより、必要最小限の被ばく線量を常に目指して検査に臨んでおります。
不安が残る患者様はお気軽にご相談ください。
検査装置
MRI装置
放射線を使用せず磁気を用いた検査で、被ばくの心配がございません。当院では2台の装置が稼働しているため、迅速な検査対応が可能となっております。なお、金属類(体内金属を含む)の持ち込みには厳しい制限があるため、検査前チェックのご協力をお願いいたします(左:1.5T、右:3T)。
CT装置
被ばく量はレントゲンよりも増加しますが、短時間でより精密な検査が可能となります。複数断面の画像の作成や造影剤を使用した検査により、正確な診断に利用されております。また、骨や血管の3D画像を作成することで、患者様自身にも分かりやすい画像を提供することができます。
骨密度測定装置
当院の装置では「骨密度」だけでなく、従来の装置では計測することのできなかった「骨質」も計測することができます。それによって、かつては検出することのできなかった骨粗しょう症も検出することが可能となりました。女性の場合、閉経後に急速に骨密度が低下することがあり、年に1回以上の検査が推奨されております。当院には骨粗しょう症専門の外来もございますので、一度ご相談ください(整形外科・診察担当医表)。
一般X線撮影装置
放射線科において、最も一般的な検査装置です。X線感度の高い検出器を採用することで、以前と比べてはるかに少ない被ばく量での検査が可能になりました。また、画像の処理能力も向上しており、より精度の高い検査が可能となっております。
マンモグラフィ装置
乳房専用のレントゲン装置です。乳房を挟んで撮影するため、痛みを伴う検査ではございますが、乳がんの早期発見に欠かすことのできない検査となっております。また、こちらの装置も検出器及び画像処理能力の向上により、低被ばく・高精細な検査を実現しております。
X線透視装置
バリウム検査や内視鏡検査、脱臼の整復など様々な検査、処置に使用します。レントゲン撮影だけでなくシネ撮影や録画機能も備えており、多岐にわたる検査内容に対応可能です。
血管造影装置
カテーテルを用いた検査・治療の際に使用します。当院では脳外科・循環器科・内科領域の血管造影を行っております。詳細は診療科へお問い合わせください(内科・循環器内科・脳神経外科)。
装置一覧(医療関係者様向け)
装置名称 | 台数 | メーカー | 型番 |
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MRI装置 | 1 | キャノンメディカルシステムズ | Vantage Fortian(1.5T) |
1 | シーメンスヘルスケア | MAGNETOM Vida(3T) | |
CT装置 | 1 | キャノンメディカルシステムズ | AquilionPrime SP-I(80列) |
骨密度測定装置 | 1 | 東洋メディック | Horogic Horizon Ci |
一般X線撮影装置 | 2 | キャノンメディカルシステムズ | MRAD-A50S/A1 |
マンモグラフィ装置 | 1 | キャノンメディカルシステムズ | Peruru DIGITAL |
TV装置 | 1 | キャノンメディカルシステムズ | Ultimax i |
Angio装置 | 1 | シーメンスヘルスケア | Artis zee biplane PURE |
外科用イメージ | 1 | フィリップス | Zenition70 |
1 | キャノンメディカルシステムズ | Clearscope | |
ポータブル装置 | 2 | キャノンメディカルシステムズ | IME-3000D/J1 |
ワークステーション | 1 | アミン | Ziostation2 |