加納総合病院

ハートフルグループ

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診療科のご案内

形成外科

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形成外科ってどんな病気を扱ってるの?と思われている方も多いのかもしれません。
 形成外科は、例えば「心臓血管外科」などのように、特定の臓器を対象にした外科ではありません。やけどや、なかなか治らない傷、醜い傷跡をきれいにしたい、しみをとりたいなど体表面のいたるところを扱う外科と考えていただければ分かりやすいかもしれません。
 当科では、下記の疾患に対して治療を行っていますので、ご参考ください。また下記以外の疾患に対しても治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。

診療日のご案内

当科で扱う疾患

熱傷(やけど)

熱傷(やけど)は、お湯、油、炎、蒸気などの熱い液体や気体に触れることによって、受傷します。やけどした場合は、すぐに流水で30分以上冷やしてから当院へ受診してください。最初にどれだけ冷やすことができたかが、その後の悪化の度合いを決めます。
 また冬場は。電気アンカや湯たんぽを長時間当ててしまい起こる低温熱傷というやけどが多くなります。最初は赤くなったり、水泡ができる程度ですが、数日から1週間かけてゆっくりと皮膚が壊死していくことがあり、注意が必要です。
 また火傷には大きく分けて3段階の程度があり、そのやけどの種類や程度で大きく治療法が変わってしまいます。サランラップを巻いて治療する方法もよく見かけますが、それがよい場合と悪い場合があります。時には手術が必要になることもあります。
 このように熱傷は専門的な知識が必要となる場合もありますので、軽傷だと決めつけず当院を受診していただくことをおすすめします。

顔面骨骨折、顔面外傷

顔面の骨や皮膚のけがは直接見た目に直結することから形成外科で扱います。骨折を伴うと、場合によっては物が二重に見えたり、口が開きにくくなったり、皮膚がしびれたりなどの症状が伴います。これらは手術により改善する可能性があります。顔面を怪我された場合は一度当科へご相談ください。

傷跡、傷のひきつれ、ケロイド

傷跡は治った直後から数ヶ月以上経過した傷などさまざまな状態がありますが、どのようにケアするかで大きく状態が変化します。
 特に傷跡がひきつれている、膨らんでいるなどの状態でお困りの方は治療できる可能性がありますので当科へぜひご相談ください。

皮膚のできもの、ほくろ、皮下腫瘍

皮膚のできものには多くの種類があります。悪性を疑うものから、ゆっくり大きくなる良性のものまでさまざまです。当科では手術以外にもCO2レーザーなども積極的に用いて治療を行っています。

しみ、入れ墨

当科では、Qスイッチアレクサンドライトレーザーによるしみ、入れ墨治療を行っています。このレーザーは、黒色のしみを薄くするのに良い効果を発揮します。一度ご相談ください。

巻き爪

色々な原因で爪が巻いてしまい皮膚にあたり、傷になってしまう場合があります。ひどい場合は、その傷跡が感染し、痛みがつよくなる場合があります。当科ではフェノール法による巻き爪の治療などを施行しています。巻き爪でお悩みの方は一度ご相談ください。

眼瞼下垂

コンタクトや高齢により眼の皮膚がたるんだり、眼を開ける筋肉がうすくなったりして、物が見えにくくなってくる病気を眼瞼下垂といいます。手術により改善できる可能性がありますので、症状の気になる方は、一度ご相談ください。

こんな時はご相談下さい

当科では、レーザー治療(しみ・そばかす)を行っております。
 受付終了後、専門医によるカウンセリング(初診)を行い、治療に関して詳しく説明させていただきます。十分にインフォームド・コンセントを行い、納得された上で治療を始めさせていただきます。

 
※ 初・再診料および投薬料等は別途必要です。
※ 費用は健康保険適応外のため、自己負担となります。

ドクター紹介

医長 / 宇根 千尋(うね ちひろ)

・日本形成外科学会 専門医

医員 / 奥野 涼子(おくの りょうこ)