大規模災害対策訓練を実施いたしました。
2016年10月28日 お知らせ
平成28年10月22日(土)14時、当院では第二回となる大規模災害対策訓練を実施いたしました。
昨年と同様、南海トラフ巨大地震で想定されている震度6強の地震が発生し、北区で多数の負傷者が出ているという想定のもと訓練を行いました。
訓練には当院の医師、看護師、コメディカル、事務員など約140名が参加し、より臨場感のある訓練を実施するため、傷病者役として専門学生に協力いただき、総勢155名での訓練となりました。
院内の被害状況を各所属長が確認後、災害対策本部での情報管理、多数傷病者受け入れのための災害診療エリアの立ち上げ、その中でも傷病者を的確にトリアージ(治療優先度の選別)し、適切な診療展開ができるように訓練を行いました。
前日に鳥取地震が発生していたこともあり、訓練に参加した職員も自施設でしっかりと対応できるよう、積極的に活動する場面も多くみられました。
二回目の訓練ではありましたが、病院として、また職員各々が災害対応に関する自己の課題、今後の対策を明確にすることができた訓練となりました。
今回地震災害を想定として訓練を実施しましたが、近年地震のみならず風害、水害、人為的災害など多く災害が発生しています。
今後どのような災害が発生しても、今回の訓練で得られた課題や強みを強化・改善し、迅速かつ適切な対応が行えるよう、職員一人一人の災害対応力の向上に努め、病院全体の対応力強化に取り組んでまいります。