加納総合病院

ハートフルグループ

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再診ご予約・お問い合わせ 06-6351-5381

麻酔科のご案内

◎麻酔科の役割

麻酔科は、手術を受けられる患者さんが、安全に、そして安心して手術に臨めるよう支える診療科です。
麻酔科医は、術前に患者さんの全身状態を把握し、手術前に麻酔について丁寧に説明いたします。手術中は、麻酔管理だけでなく、呼吸や循環などの全身の状態を常に監視し、患者さんの安全を守ります。また、麻酔による副作用をできるだけ少なくするため、術後の痛みの管理や、吐き気・嘔気に対する予防と対応を行います。当院麻酔科では、手術後の痛みを最小限にするよう、神経ブロックなどの区域麻酔も積極的に取り入れています。また、当院では、患者さん一人ひとりに合わせた最適な鎮痛を行うため、2026年4月から、術後疼痛管理の専門チームが診療に当たっています。

 

◎診療実績・体制

当院では、年間約1100件の手術を行っており、そのうち約700件を全身麻酔を含む麻酔科管理で行っています。麻酔科は、常勤麻酔科医3名、非常勤麻酔科医2名の体制で、うち常勤麻酔科医3名すべてが、学会認定の麻酔科専門医であり、安全で質の高い麻酔管理を行っています。

 

◎神経ブロック

神経ブロックとは、超音波診断装置を使用して、手術部位の痛みを司る神経の近くに局所麻酔薬を投与し、痛みを感じにくくする麻酔法です。全身麻酔と併用することで、術後の痛みを効果的に軽減することができます。神経ブロックを行うことで、術後に使用する痛み止めの量を減らすことができ、吐き気や眠気などの副作用が少なくなることが期待されます。また、痛みが軽減されることで体を動かしやすくなり、早期離床や早期回復につながります。

◎術後疼痛管理チーム(Acute Pain Service)について

術後疼痛管理チームとは、手術後の痛みをできるだけ少なくし、安心して回復していただくために、麻酔科医を中心に、専門の看護師、専門の薬剤師などで構成された、多職種連携の専門チームです。
手術後は、術後疼痛管理チームが主治医や病棟の担当看護師と連携し、痛みに対応していきます。痛みの強さや痛み止めの使用状況、副作用などを定期的に確認し、必要に応じて痛み止めの追加や副作用対策を提案します。痛みを適切にコントロールすることは、術後の回復にとって非常に重要です。呼吸や体の動きを楽にし、早期離床・リハビリを促進し、合併症予防や、回復を早める効果があります。
「手術後は痛くて当たり前」と我慢する必要はありません。痛みが強いときや、嘔気があるとき、不安があるときは、遠慮なくスタッフにお知らせください。専門の術後疼痛管理チームが、回復を全力でサポートします。

ドクター紹介

部長 /津嶋 宏一(つしま こういち)
・医学博士
・日本麻酔科学会専門医
・麻酔科標榜医
医長 /松井 博義(まつい ひろよし)
・日本麻酔科学会専門医
・麻酔科標榜医
医員 /駕田 貴美子(かごた きみこ)
・日本麻酔科学会専門医
・麻酔科標榜医