平成28年度のオーストラリア看護研修に参加しました。
2016年7月31日 研 修
地元の大学で講義を受け、オーストラリアの医療を学ぶに当たり、まず国民性や地域性を理解した上での看護ケアの提供が不可欠な要素であることを再認識することができました。その後の高齢者住宅施設の見学では、自立した方が生活する場所と認知症の方が生活する場所など、入所者の自立度に合わせた入所棟が併設されており、「我が家」と思っていただけるようなケア提供の実際を見ることができました。
オーストラリア州で一番大きいとされる公立病院を見学した際に驚いたことは、看護師のランク分けによって役割や責任、給料が違っている事。自分自身でスキルアップを図り、自らの判断で看護行為を実践している場面を目の当たりにして、自分自身も専門職としてのレベルアップを目指し、責任を果たせるように努力しなければならないと感じました。
オーストラリアの医療体制と日本の医療体制の違いを実感することができた、有意義な研修となりました。