伝達講習を行ないました
2019年2月28日 研修
当施設では、職員が外部研修を受けた際に、情報を共有するために伝達講習を行っています。
本日は、『認知症高齢者看護ケア研修会』、『リスクマネジメント研修』及び『ハートフル学会』に参加・発表した内容について、職員向けの伝達講習を行ないました。
『認知症高齢者看護ケア研修会』については
「認知症」とひとくくりにされることが少なくありませんが、実際にはアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、レビー小体型認知症など様々な認知機能障害を引き起こす疾患の総称です。
したがって、その疾患や障害を受けている場所によって、それぞれ症状が違い、特徴があります。
それらについてよく理解したうえで看護介護を行なう大切さを、改めて掘り下げて考える機会となりました。
『ハートフル学会』では「ヒヤリハット報告」について掘り下げて検討を行ない、発表をしましたが、外部研修として受講しました『リスクマネジメント研修』と通じるところがあります。
リスクとはさまざまな物事の「予想との乖離」であり、「人は誰でもエラーをする、介護事故は起こり得ること」であるとの認識のもと、リスクに繋がる前段階(ヒヤリハット)で早期に察知し、そこから学び、改善し、職員間で周知することで、リスクを防ぐ努力を継続することが大切です。
講習後には、現在のケアの内容や今後の対応について、出席者した職員の間でグループディスカッションを行ないました。