褥瘡予防に関する研修を開催しました
2018年3月22日 研修
先週・本日と2回に分けて、株式会社molten(モルテン)さまによる褥瘡予防に関する研修を開催していただきました。
寝たり起きたりすると、必ず身体には圧(圧迫力、ずれ力)がかかります。そしてその圧によって血管が変形したり血液の流れを悪くするなど、身体の内部にも影響を受けます。
そのような状態では、痛み・しびれ・苦しさ等の症状が発生し、さらにそのまま一定時間放置すると、組織が壊死して褥瘡(床ずれ)を形成します。また、褥瘡の危険性だけではなく、身体への圧は疼痛や睡眠障害など、生活の質全般にわたって大きな影響が出ることもある大きな問題です。
動作や体位による圧のかかり方を機械を使って測定しながら、対策について研修を行いました。
当施設ではこの身体の圧の影響をよく理解し、適切なケアに反映できるよう、今後も定期的に研修を開催していきます。