褥瘡予防についての研修を開催しました
2016年12月8日 研修
本日、株式会社molten(モルテン)さんによる褥瘡予防についての研修を開催していただきました。
人は寝たり座ったりすることで、必ず皮膚に圧力がかかります。その結果血流が阻害され、痛みやしびれ、苦しさを感じます。またその状態が解消されないまま長時間経過すると組織が壊死し、褥瘡(床ずれ)ができます。
褥瘡予防はもちろん、最適なケアには身体にかかる圧を適切に分散することが欠かせません。まずはその仕組みをスライド等を通して確認しました。
また実際に、一般的なマットレス、より厚みがあることで除圧効果のあるマットレス、エアーマットでどのように体圧の変化があるかを機械を使って測定しました。
その後、ポジショニング(体位変換や体位保持)による効果的な除圧のポイントについて、実際に圧力を測定しながら確認をしました。
最後に、ベッドの操作をした際の背中や腰などの圧力を分散することの大切さを実体験した上で確認しました。
今回の研修を通して再確認したことを実践し、利用者様が安全で安楽な姿勢を保てるよう心掛け、介護支援を続けていきます。