高齢者虐待防止に関する研修を行ないました
2019年9月26日 研修
本日は全職員を対象とした、高齢者虐待に関する研修を行ないました。
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最初に虐待に関する基本的な知識と、介護保険施設の最大の特徴である「身体拘束をしない」(参照:身体拘束ゼロへの手引き)ことを再確認した上で、具体的に介護従事者による虐待防止に向けた改善策について話し合いを行ないました。
これからますます高齢化が進み、要介護者が増えるとともに、それに応じた数の介護従事者が必要とされます。また現在、「高齢者の尊厳を支えるケア」の重要性が広く認知され、価値観の多様化や予防的な介護・複合的なニーズに対応することも求められています。
厚生労働省が公表している「介護労働の現状」にもありますとおり、介護従事者の置かれている状況に様々な問題があるのも事実です。
どのような状況下であっても、介護従事者である自分を客観的に捉える視点を忘れず、いかに自分自身の状態を適切にマネジメントすることが大切であるか、ということを、職員間で共有しました。
この研修を通じて確認したことを、今後のケアに反映していくようにしていきます。